予防・クリーニングPREVENTION
大切な歯をいつまでも
失わないために
歯科医院でプロによる
予防ケアを

当院では治療後のメンテナンスに力を入れ歯科衛生士による高精度な予防ケアを行っており、予防先進国スイスの精密医療機器メーカーEMS社の「GBT認定クリニック」です。
お一人お一人に1時間ほどしっかり時間を確保し、エアフローなどの専用機器を導入して丁寧に行うメンテナンスは高い効果が期待でき、リコール(定期検診)で繰り返し通院される患者さまも多くいらっしゃいます。ぜひ1度、当院の予防・クリーニングを受診してみてください。
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予防システム「GBT」とは当院でのメンテナンスにはGBTという考え方を取り入れております。 |
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バイオフィルムとはバイオフィルムとは、粘性のある細菌膜のことで、歯の表面に付着し、簡単には剥がれません。この膜には、細菌が多く潜んでおり、むし歯や歯周病の原因となります。 |
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従来の治療とGBTの違い従来の歯周病治療では歯石除去を目的とするメンテナンス方法でしたが、
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GBTの理念を理解した |
「エアフロー」による
クリーニングとは

EMS社のエアフローとは、微細なパウダー粒子をジェット噴射で歯や歯周ポケット内に吹き付けて清掃を行う機器です。歯や歯ぐきを傷つけることなく、こびりついたバイオフィルムやプラーク、着色汚れなどを効果的に落とすことができます。少量のパウダーで効率的に汚れを落とすので、粉が舞ってむせるなどの心配もありません。
エアフローを使ったメンテナンスは「まったく痛くない!」「見違えるほど歯がキレイになった!」「お口の中がスッキリした!」など、患者さまにも大変好評です。
当院で使用しているパウダー

エアフローパウダー プラス
(エリスリトール)
糖アルコールの一種であるエリスリトールをベースにしたパウダーで、むし歯の発生を減少させ、バイオフィルム除去、軽度のステイン除去に使われます。

エアフローパウダー レモン
(炭酸水素ナトリウム)
炭酸水素ナトリウムをベースとしたレモンフレーバーのパウダーで、バイオフィルム除去、重度のステイン除去、早期の歯石除去に効果的です。
予防・クリーニングの種類
当院の予防ケアは、セルフケアの基本となるTBI(ブラッシング指導)や、PMTC(専用機器によるクリーニング)、フッ素塗布まで、60分もの時間をかけて丁寧に行っています。
TBI

TBIとはトゥース・ブラッシング・インストラクションの略で、「歯磨き指導」のことです。汚れを染め出して磨き残しをチェックしたり、歯ブラシやデンタルフロスの使い方の確認など、正しいセルフケアの方法をお伝えします。
PMTC

PMTCとは、プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略です。歯科医師または歯科衛生士が、専門の機器を使って歯や歯周ポケットのプラーク・歯石を除去し、プラークの再付着を防ぐために歯の表面を磨き上げます。
フッ素塗布

フッ素塗布とは、高濃度のフッ素を歯面に塗ることです。フッ素は歯質を強くし、むし歯菌を抑制するなどの働きがあります。当院ではお子さんだけでなく、大人の方にも行っています。終了後は、うがいや飲食は30分ほど避けてください。
自分の歯で
一生過ごすために
定期検診の受診を

むし歯・歯周病を早期発見できる
むし歯や歯周病は、初期の段階では自覚症状がほとんどありません。定期検診では歯科医師や歯科衛生士がお口の中をすみずみまでチェックしますので、むし歯や歯周病を早期発見でき、負担の少ない段階で治療が可能です。

口臭の予防ができる
普段の歯磨きだけでは取り切れない歯垢や歯石が口臭の原因となっていることがあります。また、歯周病よる歯ぐきの出血や膿も口臭の原因となるので、定期的なクリーニングを受けることが必要です。

わずかな変化にも気がつける
定期的にお口をチェックしていると、ごく初期のむし歯や歯ぐきの腫れ、粘膜や歯並びの異常など、お口のちょっとした変化にも気が付きやすくなります。歯磨きの状況や食生活などもうかがいながらサポートいたします。

適したケア方法がわかる
お一人お一人、歯の生え方や歯磨きのクセは異なります。磨けていない箇所をお伝えし、歯ブラシやデンタルフロス・歯間ブラシの選び方、効果的な使い方をアドバイスしますので、どのようなことでもおたずねください。

厚生労働省の調査でも、むし歯や歯周病予防のために「歯科医院の定期検診に通う」方の割合が増加傾向にあります。また、「80歳以上で自分の歯が20本以上残っている」方も増えてきています。(※)
このように大切な歯を守るには、ご自宅で行う「セルフケア」と歯科医院での「プロの予防ケア」を受けることが大切です。当院では、常にトレーニングを積んでいる歯科衛生士が高精度の予防ケアを提供していますので、お口の健康をご一緒に守っていきましょう。
※出典:厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査」