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歯周病は静かに進行する?初期症状とセルフチェックのポイント|久我山の歯医者

こんにちは。
京王井の頭線「久我山」駅北口から徒歩1分の、【森山歯科医院】です。
「歯磨きをすると血が出る」「歯ぐきが少し腫れている」といった小さな変化を、そのままにしていませんか?
もしかすると、これらは歯周病のサインの可能性があります。
歯周病は、痛みが出にくく静かに進行するため、発見が遅れやすい病気です。
そこで今回は、歯周病の「見逃しやすい初期症状」と「セルフチェックのポイント」を解説します。

森山 明英 院長
医院名:医療法人社団 信英会 森山歯科医院
所在地: 〒168-0082
東京都杉並区久我山5丁目8−20 B1-C ポスタンド
Contents
歯周病は見逃しやすい「静かなる病気」

歯周病は、お口の中で増殖した細菌によって、歯ぐきや周囲の組織に炎症が生じる病気です。
初期の歯周病は、痛みや腫れといった自覚症状が現れにくく、「静かなる病気」と呼ばれています。
そのため、歯周病は見逃されることが多く、症状が悪化してから歯医者を受診される方も少なくありません。
歯周病の原因は、磨き残した歯垢(プラーク)にひそむ細菌です。
歯垢の中には大量の細菌が繁殖しており、この細菌が作る炎症性物質によって歯ぐきに炎症を引き起こします。
歯周病は症状が進むと歯を支える骨にまで炎症が広がってしまい、歯がグラついたり、最終的には歯が抜けてしまったりすることもあるのです。
厚生労働省の調査によると、45~54歳の半数程度の方が歯周病にかかっており、年齢とともにリスクも増加します。
また、若年層でも歯周病にかかる可能性はあるため、歯周病予防はすべての方にとって重要です。
(参照:厚生労働省|医政局歯科保健課歯科口腔保健推進室「歯周病罹患の現状と対策について」p2 より)>
歯周病を見逃しやすい3つの理由

歯周病を見逃しやすいことには、いくつかの理由があります。
ここでは、その中でも特に重要なポイントを3つ見てみましょう。
【理由1】初期の自覚症状が乏しい
歯周病の初期段階では、歯ぐきの炎症が軽度なため、痛みや腫れといった症状が出にくい傾向があります。
歯ぐきが少し腫れていたり、出血をしたりしても、「疲れているせい」「磨きすぎたのかも」と気にされない方が多いでしょう。
歯ぐきの変化は、歯周病の大切なサインです。
日ごろから歯ぐきの状態をチェックし、歯周病の早期発見・早期治療につなげることが重要です。
【理由2】痛みが少ないケースが多い
むし歯は症状が進むにつれて痛みが強くなる傾向があるため、痛みを自覚されて歯科医院を受診される方は多い傾向です。
一方、歯周病はある程度まで進行したとしても、痛みが少ない特徴があります。
そのため、「痛みはないから大丈夫」と誤解されやすく、さらに症状が進行してから受診するケースもめずらしくありません。
お口の状態をチェックする際には、痛みだけを意識するのではなく、歯ぐきの状態や口臭の変化などにも気をつけることが大切です。
【理由3】歯周ポケットの深さは自覚しづらい
歯周病の進行を判断する指標の一つに、「歯周ポケットの深さ」があります。
歯周ポケットとは、歯と歯ぐきの間にできるすき間のことで、歯周病によってこの溝が深くなるのです。
歯周ポケットの深さは、健康な状態で1~2mm程度ですが、歯周病になると3mm以上の深さになり、重症化すると10mmを超えることもあります。
(参考:厚生労働省|健康日本21アクション支援システム~健康づくりサポートネット~「歯周病の検査」より)>
歯周ポケットが深くなっても、見た目にはほとんど変化がなく、自分で気づくことは困難です。
そのため、歯周ポケットの深さを確認するためには、定期的な歯科検診が欠かせません。
歯周ポケットの検査では、目盛りのついた専用の器具を使い、1本ずつ深さを測定します。
歯周病の初期症状4選
歯周病は自覚症状が少ない病気ではありますが、わずかな変化を見逃さないことが早期発見につながります。
1.歯磨き時の出血

歯磨きの際、そこまで力を入れていないにも関わらず、歯ブラシに血がつくことはありませんか?
これは、歯ぐきが炎症を起こしているサインの一つです。
歯ぐきが健康な状態であれば、軽く磨いても出血することはほとんどありません。
「強く磨いたから出血しただけ」と自己判断して放置すると、歯周病による炎症が歯を支える骨にまで広がる可能性があります。
歯磨き時の出血が続くときは、歯科医院でチェックを受けることが大切です。
2.歯ぐきの腫れ

歯ぐきがふくらんでいるように感じたら、歯周病の初期症状かもしれません。
歯周病で歯ぐきに炎症が生じると、歯ぐきが赤く腫れぼったくなります。
鏡で歯ぐきの色をチェックしたときに、赤みが強くなっていたり、触るとやわらかく感じたりする場合は注意が必要です。
歯ぐきの変化に気づいたら、早めに歯科医院を受診しましょう。
クリーニングや適切な処置を受けることで、歯ぐきの炎症を抑えることができます。
3.口臭の悪化

歯周病になると口臭が強くなるケースがあります。
これは歯周ポケットの中で細菌が増殖する際に、揮発性のガスを産生することが原因です。
歯周病菌は、硫化水素やメチルメルカプタンなどのガスを作ることで、強い口臭の原因になります。
歯磨きやマウスウォッシュで一時的に口臭を抑えることはできますが、原因が歯周病の場合は根本的な解決にはなりません。
口臭はデリケートな問題ですが、ご家族などから指摘された場合は、当院までご相談ください。
当院では、プライバシーに配慮した半個室の診療室で丁寧なカウンセリングを行います。
4.歯ぐきが下がる

歯周病になると歯ぐきが少し下がって、歯が長く見えるときがあります。
歯周病によって歯ぐきの炎症が続くと、歯ぐきの組織が破壊され歯ぐきが下がってしまうのです。
これにより、歯の根元が露出することで、歯が長く見えるようになります。
また、歯ぐきが下がると歯と歯のすき間が広がるため、歯垢が蓄積しやすくなり、歯周病のさらなる悪化につながります。
セルフチェックと歯科検診で歯周病予防
歯周病の予防には、毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスの両方が大切です。
ここでは、自宅でできるセルフチェックと、歯科検診で受けられる予防ケアをご紹介します。
自宅でできる歯周病のセルフチェック

歯周病の早期発見には、歯磨きのときなど鏡の前に立つタイミングで、歯ぐきの状態をチェックすることが重要です。
歯磨きの際には、次にあげるポイントをチェックすることを習慣化しましょう。
【歯周病のセルフチェックポイント】
▪歯磨きのときに血が出る
▪歯ぐきが赤く腫れている
▪歯ぐきが下がって、歯が長く見える
▪歯と歯の間が広くなった
▪歯がグラグラする
このような変化は、いずれも初期の歯周病に見られるサインです。
また、「口臭が強くなった」「起床時にお口の中がネバつく」なども、歯周病にかかるとよく見られます。
気になる症状がある場合は、早めに歯医者を受診して、歯ぐきの炎症を抑えましょう。
歯科検診の重要性

歯周病の予防には歯磨きやセルフチェックも重要ですが、それだけでは不十分です。
歯磨きでは落としきれない細かい汚れの除去や歯周ポケットのチェックには、定期的な歯科検診が欠かせません。
歯科検診では、次にあげる処置によって歯ぐきの健康を保ちます。
お口のクリーニング
歯科医院のクリーニングでは、歯磨きでは落としきれない汚れを徹底的に除去します。
歯周病の原因となる歯垢もきれいに取り除きますので、歯ぐきの炎症を抑えることができるのです。
また、当院では、より効率的に汚れや歯垢を取り除くために、二つの装置を導入しています。
1.EMSエアフロー
微細なパウダーと水流を利用して、歯面や歯周ポケット内の汚れを清掃する装置です。
処置の際に機器が直接お口の中に触れないため、歯や歯ぐきを傷つけることなくクリーニングすることができます。
歯周病によってデリケートになっている方にも使用でき、深い歯周ポケットの中も効率的に洗浄することが可能です。
2.超音波スケーラー
超音波の振動によって歯石を細かく砕き、歯や歯ぐきを傷つけずに取り除くことができます。
通常のクリーニングよりも短時間で歯垢や歯石を除去できるため、患者さまの負担を軽減できる点もメリットです。
歯磨き指導
歯磨きで磨き残しやすい箇所は、歯並びや磨き方の癖によって人それぞれ異なるものです。
歯磨き指導の際には、患者さまごとに歯磨きのポイントを丁寧にお伝えすることで、セルフケアの質の向上をめざします。
歯周病かな?と思ったら「森山歯科医院」までご相談ください

歯周病は、気づかないうちに進行することが多い病気です。
日ごろから丁寧な歯磨きを心がけ、歯科検診で歯ぐきの状態を定期的にチェックしましょう。
久我山の【森山歯科医院】は、開院から20年以上にわたり地域のかかりつけ歯科医師として、皆さまのお口の健康をサポートしてきました。
歯の予防クリーニング専用の「PMTC専用治療室」を備え、歯周病やむし歯予防に力をいれている歯医者です。
当院は、京王井の頭線「久我山」駅北口から徒歩1分の立地にあります。
歯周病から大切な歯を守るためにも、ぜひ当院の歯科検診をご活用ください。
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